コーチング

経営者の悩みにコーチングが役立つ5つの理由

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
executive-coaching

経営者は大変ですよね。売上のこと、業績のこと……いつも決断を迫られ、頭の中は悩みで一杯です。現代は環境の変化が早いので、今までうまくいっていたパターンでは利益を上げづらくなってきました。

また、現代は多様な価値観を持つ人が増えました。社内の仕組みづくりや人材育成にも悩みを抱えていませんか?

だからといって、「こうすればうまく行く」というような明確な答えがあるわけではないのですよね。むしろ、「こうすればうまく行くんじゃないか」ということは、すでにやりつくしてきたのではないでしょうか。

本当は誰かに相談したい。けれども、立場ゆえにそれがままならないのも経営者の悩みの一つです。社員やお客さまの前では安易に弱音を見せられない。その結果、一人で抱えざるを得ません。つらいですよね、経営者って。

経営者が抱えるこれらの悩み、どのようにしたら解決できるのでしょうか。

その一つの答えがコーチングです。筆者は2004年に個人事業主として起業しました。これまでたくさん悩みましたが、折に触れてコーチングを受けることで本当に救われました。

そこで、この記事では経営者のコーチングについて扱います。コーチングとは何なのか?なぜ、コーチングが役に立つのか、経営者が抱える悩みやコーチングのメリット、料金、コーチの選び方について解説します。

コーチングとは何か?

そもそも、コーチングとは何なのでしょうか。

一言で言えば、「対話を通じた問題解決、目標達成の支援」です。詳しい内容については、コーチングとは何か?―ポジティブな思考を生み出すシンプルな構造もご確認ください。

経営者が抱えている4つの悩み

経営者が抱えている代表的な悩みを、改めて整理してみましょう。

孤独である

経営者はリーダー的な役割を担っており、社員とフラットな関係ではありません。そのため、「愚痴れない」「弱音を吐けない」「本音を言えない」など、立場ゆえの「孤独感」があります。

孤独の原因は、「本音を話せない」にあります。孤独感を和らげるためには、「本音を言える人の存在」が必要です。

責任が重い

経営者は、「会社としての責任」を一手に引き受けています。社員や家族の生活や、地域社会との関わりなど、常に重い責任を背負っています。

「分かってくれる人」が一人でもいると、重圧を下ろせます。背中から重い責任が降ろすためには、「分かってくれる人の存在」が必要です。

解決すべき課題が多く、時間がない

経営者は、売上、人事、制度、トラブル対応など、解決すべき課題といつも直面しています。課題解決のために時間を費やしていることが多く、解決策をじっくり「考える」時間がありません。

課題を解決するためには、時間を意識的にとって、じっくりと「考える」ことが大切です。

「次の打ち手」を描く必要がある

経営者の仕事の一つに、事業を成長させ、継続することがあります。そのためには、将来を描きながら、事業の「次の打ち手」を考えることが大切です。しかし、頭の中がいつも一杯で、追い込まれえた状況では、「次の打ち手」はなかなか見いだせないものです。

「次の打ち手」を考えるためには、柔軟な思考と、それを実現するためのモチベーションが必要です。

経営者の悩み解決にコーチングが役立つ5つの理由

これらの、経営者が抱える悩みについて、コーチングがどのように役立つのでしょうか。

ストレスを軽減できる

コーチングでは、コーチとじっくりと対話をします(コーチは経営者の、よき「理解者」です)。「本音を言える人の存在」「分かってくれる人の存在」と対話することによって、孤独感が和らぎ、ストレスが軽減できます。

ストレスが軽減できれば、無理にやる気を「出そう」としなくても、自然と自信を取り戻し、モチベーションへとつながっていきます。

頭の中が整理できる

コーチングでは考えを言葉にすることによって、頭の中が整理できます。

たとえば、頭の中では分かっているつもりでも、人に話してみるとうまく話せない(整理できていない)ことはよくあるものです。つまり、「言葉にする」こと自体が、頭の整理に役立つのです。

「新しい解決策」を見いだせる

人は、「自分が考えやすいように考える」傾向があります。たとえば、ネガティブな思考パターンがある人は、いつも、物事をネガティブに捉えがちです。

コーチングは、「今まで考えたことがなかったパターン」を考える機会に招待します。「そんなこと、考えたこともなかった」という新しいパターンの思考が、「新しい解決策」を見いだす機会になるのです。「気づき」とは?―脳がひらめくコミュニケーションスキルも参考にしてください。

ビジョンを描ける

コーチングの基本的スタンスは、「過去に起こった問題の原因分析」(なせ、それが起きたのか)よりも、「よりよい未来をどう創っていくか」(どのように、それを実現するか)にあります。「なぜ?」という問いは思考を問題の範囲にとどめてしまいますが、「どうすれば?」という問いは、思考を未来に向けるため、新しい未来を創造します。

社内環境をよりよくする方法が分かる

コーチングでは、対話を大切にしています。コーチと話すことによって、ストレスが減り、自信があったことを思い出し、モチベーションが上がってきて、「よし、やるぞ!」という気持ちになる経験をするほか、問題の解決策を自分で考え、自分の力で解決しながら、新しい未来を創っていく経験を経営者自身がすることになります。

その経験は、社員を育てていくプロセスで大いに役立つでしょう。コーチとの関わりで得た体験を、社員にも同じように接していくことで、社員が癒され、動機づけられ、よりよい社内環境になるでしょう。

経営者コーチングの料金

コーチング料金の幅はピンキリです。コーチング料金の相場は?にもまとめていますので、あわせてご覧ください。

経営者コーチングのコーチの選び方

経営者コーチングは、パーソナルコーチングよりも、次のようなポイントを意識されるとよいでしょう。

コーチが経営者である

経営者のコーチングでは、コーチ自身も経営者であるほうが望ましいでしょう。なぜなら、経営者の立場は、経営者でないと、その心情が分からないからです。

ビジネスシーンで成果を出している

スポーツで、成果を出していない人がコーチをしないように、経営者のコーチングも、ビジネスシーンで何かしらの成果を出している人が望ましいでしょう。成果を出しているか否かは、プロフィールや実績を見れば分かります。

業種はそれほどこだわらなくてもいいでしょう。なぜなら、コーチングの目的は、専門的なことをアドバイスするコンサルタントと異なり、「対話によるストレス軽減や動機付け」「考えるきっかけをつくる」ことにあるからです。実際、「異業種の人からの素朴な疑問」が、大きなヒントになるのはよくあることです。

きちんとしたスキル・経験を持っている

コーチングはコミュニケーションスキルの一種です。しかし、スキルだけでコーチングができるわけでもありません。「今まで考えたことがなかったパターン」を考える機会に招待するためには、相応の技術やトレーニングが必要です。

プロフィールを見れば、コーチがどんなトレーニングを積んできたか、どんな経験をしてきたかが分かります。

信頼できる人を選ぶ

もっとも大切なのは、「信頼できる人を選ぶ」ことです。「信頼」の基準は人それぞれですが、「感覚的に合うこと」を大切にしてください。

たとえば、コーチが書いたブログや、メディアに寄稿した記事、書籍などを読めば、人柄や、どのような世界観を持っているのか、何を大切にしているのかが分かります。可能であれば、実際に会ってみるのもよいでしょうし、物理的な都合で会えなくても、オンラインのツールを使えば話すこともできます。「一度、話せますか?」のように、問い合わせてみてもいいかもしれません。

まとめ

経営者は孤独で、責任もあり、解決すべき課題も山積みで、「次の打ち手」も考えなければならない、本当に大変は仕事ですよね。現代は変化のスピードがとても速く、「ついていく」というスタンスでいると置いていかれそうです。

一方、成功哲学の権威、ナポレオン・ヒルは、「思考は現実化する」と言ったように、経営者がいつも不安で、苦しいという状況では、思考もそうなり、そのような現実を作ってしまいます。

会社は、経営者が楽しく働くからこそ、成長していくのだと思います。

お金やモノを所有することが大切だった一世代前と異なり、現代は、「それ以外の何か」が求められているような気がします。それを見いだしていくためには、「今の時代に感じる違和感」や、「本当は何をしたいのか」など、自分の価値観に向かっていくこと。つまり、変化に必要なリソースは、経営者一人ひとりの中にあるのです。

「自分は何のために会社を経営しているのか」「本当にやりたいことは何なのか」「自分の使命は何なのか」など、働く意味や価値を改めて見いだし、それに向かって一歩一歩向かっていくこと……それを引き出すために、コーチングは役立つと思います。

経営者のみなさん、楽しく働きましょう!

参考記事

なぜ社長はクラブに通うのか(ITmediaエンタープライズ)

しごとのみらいのコーチング・カウンセリング

あなたには「仕事の悩み」を気軽に話せる人がいますか?仕事の悩みやモヤモヤ感から解放されて、楽しくはたらきたいと思いませんか?

何のしがらみもない第三者だからこその「話しやすさ」があります。専門家があなたのお話を伺います。頭の中が整理でき、一人では気づかなかった答えが見つかります。すでに体験された方の声はこちら。

 

体験者の声を読んでみる

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

スポンサーリンク