仕事の捉え方

何も教えてもらえなかった女優が芝居を覚えた理由

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

何も教えてもらえなかった女優が芝居を覚えた理由

タレントのはしのえみさんは、笑顔が素敵な独特のキャラクターを持っているタレントさんですが、その師匠と言えば、ご存じ萩本欽一(欽ちゃん)さん。

欽ちゃんははしのえみさんが修業時代に「女優は叱りながら育てると顔が厳しくなりそうだし、えみはかわいいからそのままでいいや」と思って、芝居のことは何も教えなかったそう。

けれども、いつの間にか大事なことと覚えて、ちゃんと芝居ができるようになっていたのだそうです。

不思議に思った欽ちゃんは、はしのえみさんにこう聞いたそう。

「そういうお芝居、どこで覚えたの?」

そうしたら、こう言ったそうです。

「大将が男の子たちにいろいろ言うのを聞いてて、覚えたんです。大将は私のことはぜんぜん怒らない代わりに、なんにも教えてくれなかったでしょ。だからすごく楽でしたよ。横から見てると客観的に見えるから、大将の教えたいことがよくわかったんです」

欽ちゃんは、はしのえみさんの言葉を聞いて、「自分だけ教えてもらえない。無視されてるのかな。向いてないのかな」なんてスネずに、僕がほかの人に言うことを一生懸命聞いて育っていった。こういう子を“性格がいい”って言うんだ」と思ったそうです。

ほかの人に言うことに耳を傾ければ自分のためになる

少し話は変わりますが、以前、私が働いていた職場での出来事です。誰かがミスをすると、そのミスが自分に飛び火してこないように、「できるだけ関わらないようにしよう」という空気の職場でした。

ストレスが多い職場だと、それも仕方のないことなのかもしれませんし、関わらないほうが身のため……ということも、実際にはあるものです。

このような場合に「他人のことは、他人のこと」にしておくこともできますが、表向きは積極的に関わろうとしなくても(できなくても)、他の人が言われていることに少し耳を立てて、「相手が言わんとしていることは何か」「自分ならどうするか」を考えてみると、意外と、自分のためになるのかもしれません。

a0008_001805_m

今日の引用は、こちらの本から。

ダメなときほど運はたまる ~だれでも「運のいい人」になれる50のヒント~ (廣済堂新書)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

スポンサーリンク