ストレスコントロール

感情のコントロールでストレスを上手に減らそう

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難しい?感情のコントロール

ビジネスパーソンは毎日さまざまなストレスにさらされています。たとえば……

    • 同僚から嫌なことを言われた
    • 上司が威圧的でイラッとする
    • お客さんが無茶なことを言う

など、怒りの感情が揺さぶられるシーンがたくさんあります。また、怒りに限らず、不満、不安、焦りなど、さまざまなネガティブな感情があります。

ネガティブな感情はあまり気持ちが良くないので、「感じないようにする」「考えないようにする」「なかったことにする」ことで、これらの感情をコントロールしたいと想います。けれども、感情のコントロールはなかなか難しいですね。

また、最近はいろんな情報がありすぎるためか、「感情コントロールが上手くできないのは、子供時代のトラウマや精神的な問題があるのでは?」と、深く考えすぎてしまったり(インターネットの掲示板や悩み相談のようなサイトでは病名をつけたがる傾向にあるようです)、「感情がコントロールできない自分はダメな人なのではないか」と、ご自身を傷つけたりしてしまう人もいます。

感情が起きる仕組みを理解する

感情コントロールは、その仕組みを知れば、比較的対処できるようになります。

感情が起きる仕組み

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ネガティブな感情は、「本当は○○であってほしい」「本当は○○でありたい」「本当は○○すべき」などのような、私たちの中にある期待や希望、あり方や考え方(これを一般的に、信念や価値観と言います)と、目の前に生じている出来事の間に、何かしらのギャップが生じたときに起こります(逆に、一致しているとポジティブな感情が生まれます)。

コントロールできないこと、できること

熱いものに触れるとパッと手を離しますが、これは無意識な反応です。同様に、感情も意思とは関係のない「無意識の反応」なので、感情が起きるタイミングを意思でコントロールすることは難しいです。

一方、反応が起きた後の長さなら、ネガティブな感情が起こっていることが自分でも分かるので、比較的コントロールできます。

つまり

  1. 感情は意思とは関係なく反応として起こるのでコントロールしにくい
  2. 感情を抱いたあとの長さはコントロールしやすい

この2つが分かると、何をコントロールすればいいのかが分かってきます。

感情をコントロールしよう

感情を起こること自体を受け入れる

感情は意思とは関係のない「反応」なので、無理に打ち消そうとせずに、「感情は出るのは仕方のないことだ」「むしろ、正常は反応だ」と受け入れてしまう――感情が出ること自体にOKを出す――と、これだけでもかなり楽になれます。

もし、ネガティブな感情を抱いたら、こう唱えてみてください。「この感情は抱いてもいい。OK」。

感情の背景にある「本当の気持ち」を探してみる

ネガティブな感情の背景には、「本当は○○であってほしい」「本当は○○でありたい」「本当は○○すべき」などのような肯定的な価値観があります。

ネガティブな感情が生じたら、感情の背景にある肯定的な価値観を探してみます。感情の背景にある「本当の気持ち」に気がつくと、楽になれます。

もし、ネガティブな感情を抱いたら、こう問いかけてみましょう。「私の中の何が、この感情を抱かせたのだろう?」「私が本当に望んでいることは何だろう?」。

他の方法を試す

そのほかの対処療法も効果的です。イラッ!としたときの8つのストレス対処法どうする?苦手な人との付き合い方も参考にしてください。

感情をコントロールしてストレスを減らそう

ビジネスパーソンは毎日さまざまなストレスにさらされています。ネガティブな感情はあまり気持ちがいいものではないので、つい悪者扱いしてしまいがちです。

けれども、もし感情がなかったとしたら、危険を察知することもできませんし、喜びも感じられません。人を愛することもできません。ですから、感情を悪者扱いしないでください。どうか、感情の存在を認めてあげてください。

感情を否定する関わり方から、受け入れる関わり方に変えるだけで、ずいぶんコントロールがしやすくなります。場合によっては、「あっ、イラッとしはじめているな」のように、感情が起きるタイミングも少しずつ感じられるようになります。さらに、感情の背景を考える習慣をつけると、自分の「本当の気持ち」が分かるので、自分との付き合い方も上手くなり、ストレスコントロールもしやすくなります。

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