【全社員研修】企業のメンタルヘルス対策に、今、本当に必要なこと

研修テーマ

企業のメンタルヘルス対策に、今、本当に必要なこと

ねらい

統計データやアンケート結果に見る労働者の現状やメンタルヘルスの不調を抱えた人の声から、職場のメンタルヘルス対策に「今、本当に必要なこと」を考える。また、必要なコミュニケーション能力を身に着ける。

研修内容

全ての労働者がメンタルヘルスの不調になる危険性があるが、「不調=医療」という考え方が一般的。大切なのは、不調を「抱えた後」ではなく「抱える前」の対応。それは、職場でもできること。今、職場で本当に必要な「自分たちでできること」を理解する。

研修概略

  • 統計・アンケート結果に見る「労働者の現状」
  • 職場のメンタルヘルス対策に「今、本当に必要なこと」
  • 働きやすい職場を作る「ちょっとした工夫」

研修カリキュラム

時間 主な内容
9:00 ~ 9:30 アイスブレイク、講座説明
9:30 ~ 10:00 統計・アンケート結果に見る労働者の現状

  • 労働者の社会的な現状
  • 消費社会と人口の構造から、労働環境を考察する
  • アンケート結果に見る労働者が抱える課題
  • 望む「相談環境」と「現状」
  • 私たちに必要な「関わり」
10:00 ~ 11:00 企業のメンタルヘルス対策に「今、本当に必要なこと」

  • 社会的な「メンタルヘルス」の考え方と対応
  • 医療中心のメンタルヘルス対策の課題
  • 企業のメンタルヘルス対策に「今、本当に必要なこと」
11:00 ~ 12:00 働きやすい職場を作る「ちょっとした工夫」

  • メンタルヘルス対策に「しなくていい関わり」
  • メンタルヘルス対策に必要な「たった一つのこと」
  • 働きやすい職場を作る「ちょっとした工夫」
    • 「分かってくれる人の存在」の重要性
    • 共感とは?
    • 「分かってくれる人」になるためには?
    • 「ねぎらい」の必要性と効果
12:00 ~ 13:00 昼食
13:00 ~ 14:00 「分かってくれる人」になるための観察の仕方

  • 観察力を身に着ける演習
14:00 ~ 16:00 「分かってくれる人」になるための話の聞き方

  • 心と心を通じ合わせる方法を身に着ける演習
  • 話の聞き方を身に着ける演習
16:00 ~ 16:45 こころを軽くする「ねぎらい」の言葉の作り方

  • 相手をねぎらい、ポジティブに意識を向ける言葉作りの演習
16:45 ~ 17:00 1日の振り返り

講師より一言

takeuchi2しごとのみらいの竹内義晴です。

労働者のメンタルヘルスが社会問題になっています。

2008年にファイザー株式会社が調査した結果によれば、うつ病・うつ状態の可能性があるのは、約8人に1人なのだそうです。その対策として、厚生労働省は2015年12月、従業員50名以上の事業所を対象にストレスチェックを義務化しました。

実は、私自身、仕事の人間関係や過度なストレスでメンタル的にかなり落ちた経験があります(実際、どんな経験をしてきたかは、拙著『「職場がツライ」を変える会話のチカラ』のまえがきにあります。出版社のサイトでご覧いただけます)。その経験を通じて思うことは、「『なった後』ではなく、「なる前」の対応の大切さ」です。

「ストレスチェックで引っかかる」ということは、すでにストレスを抱えている状態です。もちろん仕事をしていれば、どんな人でも多少のストレスは抱えます。けれども私は、できれば「チェックに引っかかる前になんとかできないものか」と思っています。なぜなら――ここにすべてを記すことはできませんが――メンタル的に落ちてしまった人たちの経験談を聞くと、「チェックして、病院に行くことだけが解決策なのか」と思わずにはいられないからです。

ストレスチェックの前に、職場でできることがあります。それは、決して難しいことではありません。一人でも「分かってくれる人」がいれば救われます。大切な仲間を失わないためにも、「今、職場でできること」を一緒に考えられたらいいなと思っています。