思考

具体化、抽象化をやりやすくする問いのパターン

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仕事に限らず、なんでもそうだと思いますが、よく、「目的が大事だ」と言いますよね。

たとえば、ある書類を作成する仕事があったとして、単に「書類を作る」ことから、「その書類が、何のためにあるのか?」を考えることによって、1つ上の視点から考えることができるようになるからです。

とはいえ、いざ「その目的は何か?」と考えても、漠然と考えてしまうばかりで、明確な答えを見つけることができないということが、意外と多いのではないでしょうか。

自分の中から的確な答えを導く際、「どのような問いを自分自身に投げかけるか?」ということは、実は、かなり重要です。なぜなら、その問いによって私たちは、考え始めるからです。

TCMでテーマの目的(三角形の上)を考えるときに便利な問いのパターン

TCMでは、真ん中にテーマを書き、上には、そのテーマの目的を、下には、そのテーマを具体的にした内容を書いて考えます。

目的を考えるとき、「その目的は何か?」と考えてもなかなか出てきません。そこで、TCMでは

  • 「それによって、何が得られるのか?」

を基本の問いとしています。なぜなら、私たちの行動のすべては「何かを得たい」、もしくは、「失いたくない」に大別できるからです。例えば、先ほどの書類なら

  • 「この書類を作ることによって、何が得られるのか?」

という具合です。

これだけでは考えづらいかもしれません。他にも、意味は同じで、いくつかの問いのバリエーションを持っておくと便利です。たとえば・・・

  • 「この書類を作る意味は何か?」
  • 「この書類を作ることで、どうなれるのか?」
  • 「この書類を作ることは、どんな価値があるのか?」

このように、「得る」のほかにも、「どんな意味があるか?」「どうなれるか?」「どうハッピーになるのか?」「どんな価値があるか?」など、意味は同じでも、異なる問いのパターンをいくつか用意しておくと考えやすくななります。

TCMでテーマの具体的な内容(三角形の下)を考えるときに便利な問いのパターン

具体的な内容を考えるときは、「具体的には?」と考えるのもいいのですが、これだけだと考えにくいので、TCMでは、

  • 4W1H(いつ、どこで、だれが、なにを、どのように)

を推奨しています。なぜなら、4W1Hは、物事を具体的にする問いとして多くの方が知っている問いだからです(ちなみに、一般的には「なぜ」を加えて5W1Hと言うことも多いですが、「なぜ」は目的を考える問いなのでここでは使いません)。

これに加えて、いくつかのバリエーションを持っておくと便利です。たとえば・・・

  • 五感的な情報
    • 視覚:「どんなシーンで」
    • 聴覚:「何が聞こえて」
    • 体感覚:「どんな感じがするか」
  • 五感をさらに分解して
    • 視覚:「どんな人がいて」「どんなどころで」・・・
    • 聴覚:「どんな声で」「どんな言葉で」・・・
    • 体感覚:「どの場所が」「どんな風に」・・・

などです。それが構成されている要素を細分化していけばいくほど、物事は具体的になります。

■□■

「その目的は?」「具体的には?」でもいいですが、もし、自分自身に問いかけてもなかなか答えが見出せない場合は、ご自身に投げかける問いの種類を変えてみてください。

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