思考

「なぜ?」と言われると言い訳を考えたくなる

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目的を考える問いとして有名なのが「なぜ?」です。

たとえば、今、私はこうしてあなたにTCMのことをお伝えしていますが、その目的を考えるならば

「なぜ、私はあなたにTCMを伝えているのだろう?」

という具合になりますね。

「なぜ?」という問いは、目的を明確にしたり、その事柄にある背景を明確にするために、とてもよい問いの1つです。

一方、子どもの頃、「なぜ、友達とケンカしたの?」「なぜ、宿題を忘れちゃったの?」と言われると、「だって、○○ちゃんが先に叩いたんだもん」「だって、面白いテレビがあったんだもん」と答えるように、「なぜ?」は、言い訳を誘ってしまう特徴があります。

また、「なぜ?」「なぜ?」と、少し強い口調で言われると問い詰められているような感じがするのも、「なぜ?」という問いの特徴です。

TCMでは、考えるテーマを真ん中に書き、その下にテーマの具体的な内容、上にテーマの目的を書き出します。ノートを書きながら、自分の考えを整理するのではあれば、「なぜ?」という問いもそれほど気にする必要はありませんが、周りの方とのコミュニケーションにTCMの思考モデルを使う場合、言い訳や問い詰める感じを誘わないようにするために、「なぜ?」という問いを使わないことをオススメします。

「なぜ?」の代わりに便利なのが、「何が」を使うことです。「何が、そう思わせるの?」「何が、そうさせたの?」のように。

たとえば・・・

「なぜ、(あなたは)友達とケンカしたの?」
→ 「何が、あなたと友だちをケンカさせたの?」

「なぜ、(あなたは)宿題を忘れちゃったの?」
→ 「何が、あなたに宿題をさせなかったの?」

という具合に変えると、主語が「あなた」ではなくなるので、責められている感じが薄まると共に、「私がそうした」のではなく、「何かが私にそうさせた」という形になり、自分を客観的に見つめることにもつながる問いに変わります。

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