思考

思考を発散・深堀するポイント―抽象化と具体化を交互に考えてみる

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TCM を使って、抽象化思考、または、具体化思考をしていると、時々思考に行き詰まってしまう事があります。

その場合は、今、考えている方向と逆の方向に考えてみると、行き詰まりを突破できるかもしれません。

たとえば、これは私が新潟でTCM講座をやってみようと思ったときの実話ですが、講座の内容を具体化しようと、TCMを使ってノートに書き出し始めたのですが、「誰が対象?」「どんな内容?」と考えてみるのですが、いたって普通の内容しか思いつかず、アイデアが浮かびません。

そこで、具体化する作業は一旦やめて、講座の目的や意味を改めて考えてみることにしました。

新潟TCM講座 実際のノート

新潟TCM講座 実際のノート

  • 新潟でTCMの構造を開きたい → それによって得られることは何か?
    • 新しい出会い・反応
    • 法人の収益
    • 何が正しい答えなのか分からない中で、問題を解決できる人を増やしたい
    • 新潟でもこんなことをやってる人がいることを知ってほしい

などの考えが浮かびました。これらの答えについて、さらに「それによって得られることは何か」と考え、その先にある意味や価値を考えてみました。

  • 答えのない時代の答えを出す力をつけて欲しい
  • 不安定な社会を安定した心で歩んで欲しい
  • 自分の足で立ってほしい
  • 自分らしい自分になってほしい

などの答えが出てきて、最終的には、「今、若い世代の人が地元に就職先がなく、地元で働きたいのに働けないという人がたくさんいる。そんなみなさんが、地元で、自分の足で立てるようになったらいいな。TCMをそんな人に使ってほしいな」という考えにたどり着きました。いわば、講座のビジョンです。

ビジョンが明確になったおかげで、大きく分けると2つの変化が起こりました。

  • 「よし!講座をやろう」と、内面的にコミットできた
  • 講座イメージが具体的になった

最初、なんとなく新潟で講座をやろうと思ったときは、「もっとTCMを知ってほしい」「法人の収益をあげたい」など、身近な視点にしか立てていなかったのですが、「そうか!そのためにTCMの講座をやりたかったのか!」と気づいたとき、内面的にコミットすることができ、「よし!やろう!」という気持ちが芽生えたのは、私にとってかなり大きな変化でした。

また、講座イメージが具体的になったおかげで、講座の内容を具体化する作業がスムーズになり、ペンがサラサラ走るようにアイデアが発散するようになり、考えるのが楽しくなっていきました。

TCMを使って考えることの楽しさを改めて知った出来事でした。

TCMは、具体化と抽象化のどちらから考えなければいけないというルールはありません。考えやすい方から考えてみて、行き詰ったら別の方を考えてみて、また戻っても大丈夫です。具体化と抽象化を交互に考えてみると思考の視点が変わるので、行き詰まり感を突破できるようになるでしょう。

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