活動報告

「今の環境でいかに住民が心地よく暮らせるか」を考える―7/30 7月度妙活を開催しました

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7/30(火)、妙高高原メッセで妙活を開催しました。

当初は、第一部はコミュニケーションについて、第二部は交流会を予定していたのですが、今回は人数が限られていたので、より直接的なテーマである「コミュニティデザイン」について学び合うことにしました。

題材は、経営コンサルタントの神田昌典さんとコミュニティデザイナーの山崎亮さんのお話が収録された「コミュニティデザインから学ぶ 超・影響力」から。

なぜ、この音声を題材にしようと思ったかと言うと、衰退傾向にある地域を住みやすくしていくにあたり、山崎さんのお話に共感する部分が多かったからです。

この音声の中には、瀬戸内にある家島での事例が紹介されています。主要な産業は採石業(建築に使う石を砕いて運ぶ)。バブル期は20000人ぐらいの方が住んでいたそうです。しかし、バブルが崩壊してから経済は低迷、人口も7800人まで減少。そこで島では「どうしたら経済や人口を復活できるか?」という議論が行われていたそうです。しかし、明確な答えがなかなか出ていなかったのだとか。

そもそも、今から採石業を復活させるのはなかなか難しいことです。そこで山崎さんは視点を変えて、「無理に人口を増やそうとするのではなく、”今の状態でいかに住民が心地よく暮らせるか”を考えればいいのでは?」と提案。いろんな反発もありながらも、山崎さんの意見に共感した住民は、抱いている思いを話し合い、「自分たちが住みよい街」を目指して、できることから始めて行く場づくりをされてきたのだそうです。

実は、私も衰退する街を眺めながら、同じことを感じ始めていました。

家島の採石業を観光業に置き換えると、妙高高原にも全く同じことが言えます。妙高高原は観光の街として知られていますが、妙高市は平成3年から観光客の減少が続いていますし、実際、ホテルの廃業などの話もよく聞きます。行政ではなんとか観光客を呼び込もうとさまざまな施策があるようです(妙高市の第1次妙高市総合計画平成25年度行政経営方針をご確認ください)。しかし、日本の人口はこれから減少していくのが明らかの中で、観光客を増やすのは難しいことなのかもしれません。

「外から呼び込む」のも大切ですが、外に頼らずとも「街の中の人々が、街の中の人の力で、住みやすい街を作っていく」ことのほうが大切なのではないかと私も思っています。そこで、参加していただいたみなさんと、音声にある考え方について意見交換を行いました。

「街を作っていく」なんて言うと、何か、私たちには手を付けられない壮大なイメージがあります。実際、私たち自身大きなことはできませんし、箱モノも作れません。そのつもりもありません。しかし、「同じことを感じている人同士で話す」「課題を共有する」「この街でどう生きて行くかを考える」などの場づくりならできます。そこで、何らかの意思が生まれたら、やってみればいい。

また、街の中の人が疲弊しているところには行きたくないけれど、中の人が自分の街を住みやすい、住んでいて楽しいと思っている地域には、結果的に人が集まるような気がします。「集める」のではなく「集まる」という感覚です。

実は、しごとのみらいではコミュニティカフェをオープンことを計画しています(詳しいお話は、もう少し具体的になってから、また改めて)。これは、「飲食店としてのカフェ」ではなく、「地域内外のみなさんがいろんな話ができる場」として計画しています。妙高高原には「観光客を対象としたカフェ」があっても、「住民が気軽に行けるカフェ」がありません。この場を通じて、「人がつながる」「いろんな話ができる」「自分たちで解決策を考える」「小さなことからやってみる」……そんな場になることを願っています。今回の妙活では、その計画についても共有しました。

次回の妙活は8/27(火)。外で星を眺め、コーヒーを飲みながら開催したら楽しいのではないかと思っています。詳しいご案内は、また、改めて。

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